みなさま、こんにちは。管理栄養士の岡田です。今回は、お客様アンケートでお寄せいただいている離乳食についてお話をしたいと思います。まず、離乳食の開始時期について悩む方も多いと思いますが、皆さんはいかがですか?

厚生労働省は、生後5~6ヶ月を離乳食開始の目安としており、一方で、WHO(世界保健機関)は「生後半年までは完全母乳での育児」を提唱しています。また、子育てをしてきた時代によっても異なるようですね。つまり、明確に「この時期から必ず始めなければいけない」という決まりはないんです。赤ちゃんの活動量が増えると、母乳や育児用ミルクだけでは赤ちゃんが成長するのに必要な栄養素やエネルギーを補えなくなる恐れがありますし、逆に、離乳食の開始時期が早すぎると、まだまだ機能が未熟な内臓への負担が大きくなってしまいます。生後5ヶ月頃になったら、赤ちゃんに次のような様子が見られないか観察してみてください。

離乳食を開始する目安になるとされている状態

◆首がしっかり座り、支えがあれば座っていられる。
◆大人が食べているものなど、食べ物に興味を示す。
◆スプーンなどを口に入れたとき、舌で押し出さない。(口の中に入ってきた異物を押し出そうとする反射的な行動が消失している証拠なので、離乳食を受け入れてくれやすい。)
◆よだれの量が増えた。(歯が生え始めると増えるよだれが、食べたものの消化や口の中の自浄に役立つ)

離乳食は食べる練習のためのものであり、食べる楽しみを知るためのもの

上記のような様子が見られたからと言っても、赤ちゃんが嫌がるようなら、無理に始めないようにしてくださいね。赤ちゃんのペースで進めることが大切です。
離乳食の他に、母乳や育児用ミルクをどのくらいあげたら良いのか悩む方も多いようです。厚生労働省は、母乳は「赤ちゃんが欲するままに」、育児用ミルクは、2回食の段階では1日3回、3回食では1日2回としています。離乳食を1日3回食べるようになったから授乳をやめなければならないということはないのです。

離乳食は、赤ちゃんの成長に伴い、形態を変える必要があります。ドロドロのペースト状ものから始め、徐々に固形へと進めていきます。離乳食のステップは次の4つに大きく分けることができます。