みなさま、明けましておめでとうございます。管理栄養士の岡田です。
今年も「妊活・美容の食コラム」で栄養についてみなさまにお話しさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、みなさまは、毎年お正月をどのように過ごしていらっしゃいますか?

「なぜか毎年お正月に風邪をひく」という方も多いのではないでしょうか?
1年間の疲れが出てたり、冬休みで気が緩んでしまったり。実は、年末の食生活が関わっている可能性もあるのです。

年末はクリスマス会や忘年会で、美味しいお料理やお酒がすすんで、ついつい暴飲暴食…ということを繰り返してしまうこともあるかもしれません。お正月の体調不良は、それが原因とも考えられます。

暴飲暴食による体調不良といえば、消化不良や二日酔いなどを思い浮かべるかもしれませんが、多くの場合は偏食になりがちです。暴飲暴食や偏食は腸内環境の悪化の原因になります。

免疫細胞の60~70%が腸内にあると言われています。だから、腸内環境が悪化すると免疫力が弱まってしまうのです。
熱の産生に必要なたんぱく質と熱の産生を助けるビタミンやミネラルが不足すると体が冷え、免疫力が低下します。

体が冷えると、血液の循環が悪くなり、体内の酵素の働きや代謝が悪くなります。
そして、免疫に関わる白血球に悪影響を及ぼすのです。体温が1度下がると、免疫力が30%以上低下するというデータもあります。

【免疫力を高めるポイント1】早食いをしない

私達が食事をすると、満腹中枢が刺激され、満腹感を感じます。満腹中枢は、血糖値が上がったり、胃の容量が満たされると刺激されます。
早食いは、満腹中枢が刺激される前に食べ進んでしまうため、たくさん食べてしまいがちです。早食いをしないために大切なのは「よく噛むこと」です。

よく噛めば、食品中のデンプンが糖に分解されやすくなり、血糖値が上がって満腹中枢が刺激されるタイミングが早くなります。厚生労働省は、1口で30回噛むことを推奨しています。
噛む回数を数えるのは、なかなか難しいので1回の食事は20分以上かけて食べることを意識していきましょう。

【免疫力を高めるポイント2】「冷え」を防ぐ

体を冷さないためには、熱を産生する物を食べることも大切ですが、「満腹にならない」ことも重要です。
満腹になると、血液が胃に集中し、全身の血行が悪くなります。